肉体派ミリオンダウトブログ

何事も体が資本。

ミリオンダウトという〈スポーツ〉②

前回の記事では「スポーツ」の語源は「娯楽」であること、しかし現在では「娯楽」としてだけではなく、「対戦」する競技全般を指しているのではないか。ということについてお話しました。ミリオンダウトのミの字も出てきませんでしたが、今回こそミリオンダウトの話もします。…たぶん。

 

さて、 「娯楽」として発生したスポーツはいずれ「対戦」する競技と発展していくのは自然の流れであります。

「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、好きなものというのは自然に上達していくものです。サッカーが好きでリフティングをしていれば当然上手くなりますし、NBA選手に憧れてドリブルテクニックを真似していればそのうち上手くなるでしょう。アイドルの好きな曲を聴き込んでいけば自ずと愛が溢れたコールも上達していきます。

娯楽というのはそれが好きだからこそ行うものであり、のめりこんでいけば当然それに関する技能は向上していきます。そして、技能が向上すれば対人で発揮したくなるものです。キーパーがいるゴールをぶち抜きたい、ドリブルでアンクルブレイクしてディフェンスを交わしたい、ステージ上のキミにこの声を届けたい。そんな風に対戦へと発展していくのです。

 

そんな風にビデオゲーム界も発展してきたのではないでしょうか。娯楽として誕生したビデオゲームも、ネットワークの発展によりオンライン対戦は当たり前のものになっています。そこにはゲームを娯楽として楽しんでいた者たちが、自らの技能の向上から対戦を求めるようになっていった流れがうかがえます。「娯楽」から「対戦」へと発展していく姿は「スポーツ」そのものでしょう。

 

ミリオンダウトもそうして発展してきたのではないでしょうか。元々は娯楽であるトランプゲームの「大富豪」と「ダウト」を組み合わせたものです。しかし現在ではアプリを中心に数多くの対戦が行われ、その戦略性はとどまることを知りません。通常のレート対戦はもちろん、リアル大会では血の滾るような感覚をおぼえます。これをスポーツと言わずして何と呼ぶのでしょうか?

現在、将棋や囲碁、チェス、バックギャモン、テキサスホールデムなど様々なテーブルゲームにプロプレイヤーが存在しています。ゆくゆくはこれらを「tスポーツ」とでも名付けてオリンピック競技とかになったら面白いですよね。そこにミリオンダウトも加わったら最高じゃないですか。僕らの手でミリオンダウトをそこまで発展させていきましょうよ。

 

長々と話してきましたが何が言いたいかといいますと、ミリオンダウトはもはやスポーツなんですよということです。戦略、駆け引き、読み合いなどアツい負けられない戦いがそこにはある。そんなアツいスポーツ「ミリオンダウト」をもっともっとみんなで楽しみましょう!

それではここで一曲お聞きください。私立恵比寿中学で、『YELL』。


私立恵比寿中学 『YELL』MV