肉体派ミリオンダウトブログ

何事も体が資本。

腹筋×ミリオンダウトの相性

巷では「腹筋ミリオンダウト」なるものが流行っているそうですね。

負け枚数×n回(nは任意の自然数)の腹筋のペナルティを課して行うスタイルが主流であると思います。

ミリオンダウトをしながら体を鍛えることができる「腹筋ミリオンダウト」は、肉体派ミリオンダウターにとって行わないという選択肢はあり得ないでしょう。

そんな「腹筋ミリオンダウト」のメリットについて考えていきましょう。

 

1.1戦ごとに反省できる。

 腹筋ツライですよね。大負けした日にゃ目も当てられませんよね。

だからこそ自分への戒めとして腹筋を受け入れることによって、二の舞にならぬよう反省できるのです。

 

2.体が強くなる。

 戒めだからと言ってただただツライことをしていたら続けられないですよね。

でも、腹筋には大きなリターンがあります。そう、肉体美&強靭な肉体。

トップクラスのミリオンダウターである「早川」さんも腹筋ミリオンダウトに魅せられた一人です。

今の早川さんの実力も腹筋ミリオンダウトによって鍛えられたといっても過言ではありません。ということにしておきます。

実際にお会いした時には、やはり磨き抜かれた肉体に目を奪われたということがあったようななかったような気がします。

 

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※トップクラスミリオンダウター早川さん。記憶違いでなければ。

 ただし、注意すべきなのはトレーニングそのものが筋肉を大きく、強くするわけではありません。

トレーニングという「刺激」に対して「適応」することにより筋肥大が起こります。つまり、トレーニングの後にしっかりと休息をとることで、はじめて強くなるのです。いわゆる「超回復」ってやつですね。トレーニングして食べて休む。頑張りすぎ注意です。

 

3.健全な精神状態をつくる

前回の記事(健全な精神は健全な肉体に宿る)ではティルトを予防するために、「有酸素運動*1が安定した精神状態をつくりますよ。」というお話をしました。

「あれ?腹筋は無酸素運動*2では?」と思った肉体派ミリオンダウターのみなさん流石です。そう、腹筋は無酸素運動なのです。

しかし、効果があるのは有酸素運動だけではなかったのです。

Gordonらは、レジスタンストレーニング*3が精神不安などを改善させることを報告しました。また、それは年齢や性別だけでなく運動強度や時間などによる影響を受けないとも述べています。

腹筋は基本的には自重トレーニングですので負荷は軽くなってしまいますが、運動強度による影響が受けないのであれば、精神状態を改善させる可能性は十分あるのではないでしょうか。

負けるごとに精神状態を改善させる。これでティルトになるだろうか、いやならない。(反語)

 

どうでしょうか?

「腹筋ミリオンダウト」仕組みは至極単純ではありますが、こんなにもメリットが多いとは。肉体派ミリオンダウター最強ですね。最強最強。

 

 

 

 

参考文献

青木純一郎・佐藤佑・村岡功(2001)「スポーツ生理学」,市村出版

Brett R Gordon, et al (2017) 「The Effect of Resistance Exercise Training on Anxiety: A Meta-Analysis and Meta-Regression Analysis of Randomized Controlled Trials」, Sports Medicine(47) pp2521-2532,Springer International Publishing.

 

*1:エネルギー供給に酸素を用いる運動。ジョギングとかウォーキングとか。

*2:エネルギー供給に酸素を必要としない運動。スプリントとか。

*3:筋肉に抵抗(レジスタンス)をかけて行うトレーニング。負荷をかけないと筋肉は強くならない。